使用頻度が少なくなった2間続きの和室を居間へ改装してます。天井を解体してみると、たくさんの「気付き」があります。
私たち工務店にとっては、天井の中身を見ることで、そのお家の“健康状態”がよく分かるんですね。
天井裏に隠された真実
天井裏にはたくさんの大事な情報が詰まっています。たとえば、こんなことが分かります。
- 断熱材が入っているか、入っていないか
- 入っていても、正しく施工されているかどうか
- どんな構造で屋根が支えられているか(小屋組み)
- 電気配線や設備配管のルート
- カビや雨漏りの痕跡がないかどうか
こういったことが天井を壊してみないと分からないのです。
断熱材が入っていないお家も、まだ多い
驚かれる方も多いのですが、築年数が経っている住宅では、
そもそも天井断熱が施工されていないというケースが珍しくありません。
天井裏に入っても、何も断熱材が見当たらず、
その代わりに冬になると「家が寒い、暖房しても効かない」といったご相談をいただくのです。
これでは、せっかくの暖房がどんどん屋根の方へ逃げていってしまいます。

天井めくりは、改修のチャンス!
私たちがリフォームやリノベーションをする際、
「天井を開けて中を確認する」工程をとても大切にしています。
そこから、
- 断熱材の全面入れ替え
- 天井下地の補強
- 電気配線の見直し
- 気密シートの施工
など、見えないところから性能を高める改修を行っていきます。

暖かさは「目に見えない工事」から生まれる
天井断熱をしっかり入れることで、室内の熱が屋根へ逃げなくなります。
結果として、
- 暖房の効きが良くなる
- 光熱費が抑えられる
- 部屋ごとの温度差が減る
- 冬でも快適に過ごせる
といった、「住み心地の良さ」が格段に変わってくるのです。
気になる方は、天井点検をおすすめします
「うちは断熱材、ちゃんと入ってるのかな…?」
「天井裏、見たことないけど大丈夫かな?」
そんな方には、天井裏の点検をおすすめしています。
私たちは、必要に応じて点検口を設けたり、小屋裏に入って確認したりして、
実際の状況に基づいたアドバイスやご提案を行っています。
最後にひとこと
住まいは「見た目」も大事ですが、
見えないところこそ、快適さを左右するということを忘れてはいけません。
これからの時代は、断熱・気密の性能が暮らしの質を大きく左右します。
天井裏の状態を一度チェックしてみませんか。


