築30年以上の鉄骨住宅で進めている断熱リノベーション工事の現場です。寝室・和室・LDKの3つの居室を対象に、高断熱な空間へと性能向上リノベを行っております。鉄骨の家は断熱リフォームが難しいと思われがちですが、
結論から言うと、鉄骨住宅でも断熱工事は可能です。
鉄骨の構造と向き合う

壁をめくると、鉄骨の柱と筋違い(すじかい)が現れました。
大手ハウスメーカーらしい、しっかりとした構造体です。
この住宅は、主要構造は鉄骨、間仕切りなどは木造という
鉄骨と木造が組み合わさった構成になっています。
鉄骨住宅だからといって、
「断熱ができない」「触れない」わけではありません。
ただし、鉄と木が交わる部分の納まりや、
断熱材の入れ方・気密の取り方には注意が必要です。
鉄骨住宅でも断熱はできる。ただし“やり方”が重要
断熱材の選定、施工順序、気密処理、そして空調の効き方まで、
すべてが画一的にはいきません。
特に鉄骨住宅は、
・熱橋(ヒートブリッジ)になりやすい部分
・断熱欠損が起きやすい納まり
があるため、現場を見て判断することが重要になります。
だからこそ私たちは、
一軒一軒、構造を確認しながら
「この家にとって一番良い断熱のやり方」を考えて施工します。
鉄骨の柱・筋違いは“隠さない”選択も
今回は、壁を取り払い広い空間に改装する内容も含まれています。
鉄骨造でも木造でも同じですが、
構造上必要な柱や筋違いは基本的に撤去できません。
今回はそれを無理に隠さず、
鉄骨の柱や筋違いをあえて見せる仕上げとしています。
空間の中で、構造体そのものがオブジェのような存在になります。
外壁・天井をめくって、断熱性能を底上げ
外壁に接する壁や天井は、既存の下地を一度めくり、
断熱補強をしっかりと行っていきます。
鉄骨住宅でも、
・外皮性能を高める
・室内の温度差を減らす
・冷暖房が効きやすい空間にする
ことは十分可能です。
「鉄骨の家だから寒いのは仕方ない」
そう思っている方にこそ、
鉄骨住宅でも断熱リノベはできるということを知ってもらいたい現場です。

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