断熱リフォーム
富山市の小椋建築、代表の小椋です。
先代からの家
先代が残された立派な家、外観も屋根も立派で重厚な作りになっています。
中も同様で、和室が続き、材料も吟味して使ってあるのが見て取れます。
ただ、冬は寒いんです
この時代の住宅は、断熱・気密といったことは
あまり気を付けていなかったようです。良い材料が無かったというのも要因の一つですね。
今回は、生活の中心としている台所・居間が、とても寒いということで工事に掛かりました。
- すきまが有る
- 断熱材が古く、薄い物
- 天井が高い
内装を全て撤去し、断熱材を吹き付けました。
まずは床下から
点検口より床下へ潜り、床の裏へ吹き付け、そして壁面への断熱材吹き付けを行います。
天井を下げました
天井が高く、とても空間が広く感じられ良かったのですが、暖房効果を高めるため、台所全体のボリュームを小さくするため、天井を今までよりも50㎝以上、下げました。
天井にも断熱材を目一杯、敷き詰め仕上げをしていきます。
暑い!?
完成し、お施主さんとお話をしていると
「暖かくなったよー」と声を聞きました、そして「暑いくらい」とも。
すきまも無くなり、断熱性能も良くなり、ボリュームも小さくなり
ずいぶん温かさが感じられるように変貌しました。
お話を聞いたのは、雪が降る前の事です。
雪が積もるようになったこの時期は、家族団らんで温かく過ごされてることでしょう。