富山市で畳をフローリングに変更した施工事例

富山市の小椋建築、代表の小椋です。

使わない和室

今回は、和室の畳がほとんど使われていないとのご相談を受け、畳を撤去してフローリングに変更した事例をご紹介します。親の代に建てられたお家にはまだまだ和室が残っているケースが多いのですが、近年は冠婚葬祭も会場で行うことが一般的になり、和室の出番が少なくなっているご家庭が増えています。使われない空間をどう有効活用するかは、現場でお客様と何度も話し合いながら進めたポイントです

そんな部屋は、ないでしょうか。当社に寄せられるご相談の中でも、結構多いご相談の一つです。
親の代に建てられたお家には、必ずと言っていいほど和室があります。
しかも、それは一部屋ではなくて、二つ、三つ、もしくはほとんどが和室というお家もたまにお見かけします

和室の課題とご相談

畳の間は昔は生活の中心でしたが、今は机やベッドを置きたいとのご希望でした。しかし畳の上ではフローリング家具が安定しません。そこで既存の畳を剥がし、床下地を整えフローリングに変更することを提案しました。

畳撤去〜フローリングへの流れ

まずは古い畳を丁寧に撤去しました。畳の厚み(約55mm)とフローリング仕上げ(約12mm)の違いを調整するため、床に下地材(タルキ)を取り付けます。その間に断熱材を敷き込み、これまで畳が担っていた断熱の役割を補います。さらに下地板を重ねて、フローリングの仕上げ材を張っていきました。敷居の高さも調整し、部屋全体に自然な一体感が出るようにしています。

床タルキ取り付け

畳をフローリングに改装 タルキ取り付け

畳の厚みは55ミリ、フローリングの厚みは12ミリと厚さが違います。その厚みを調整するために畳をめくった後の床にタルキを取り付けていきます。

床断熱材取り付け

畳をフローリングに改装 床断熱材取り付け

タルキの間に断熱材を取り付けていきます。今までは畳が断熱材の役割をしていてくれた部分もありましたが、畳がなくなるので代わりの断熱材を取り付けます。

下地板取り付け

畳をフローリングに改装 床木下地

一昔前、床の仕上げ材は1枚貼りでしたが、最近は下地板と仕上げ材の2枚貼りとしていて何か理由が無い限り普通に2枚貼りとしています。タルキ・断熱材を取り付けた上に下地板を取り付けていきます。

フローリング張り

畳をフローリングに改装 フローリング取り付け

最後に仕上げのフローリングを貼っていきます。今回は一般的な合板タイプを張りましたが、無垢の床などからもお好きな床材を取り付けられます。残した敷居に高さを合わせフローリングを張ります。
今回、入口の敷居はそのまま使いました。こちらは取り外して新しいドアや引き戸にすることも自由に出来ます。

壁と照明の整え

この工事に合わせて、押入れをクローゼットに改装し、壁仕上げもクロス貼りに変更しました。照明器具も子供部屋として使いやすいものに交換し、生活環境を整えています。

仕上がりと考えたこと

和室をただ洋風にするのではなく、これからの暮らし方を見据えて空間の使い方を検討しました。畳をフローリングに変えることで、家具配置の自由度が上がり、日々の生活動線もスムーズになります。使っていなかった空間が、家族の新しい居場所として息を吹き返したように感じられました。

築年数のある住まいでも、細かな工夫で暮らしやすさは大きく変わります。もし「今の家をもう少し活かしたい」と思われたら、お気軽にご相談ください。どんな小さな困りごとでも、一緒に整理しながら最適な方法を考えていきたいと思っています。