二世帯リフォーム[遮音]

富山市の小椋建築、代表の小椋です。

音への配慮

2階建ての家、平屋の家も増えてきていますが、まだまだ代表的な家の形状です。そして2階建ての家で気になるのが「音」、1階2階それぞれの生活音があり迷惑な時もしばしば・・・、音は振動が伝わることで広範囲に聞こえるのですが、この音を解消するたに振動を和らげる材料を使います。現在工事中の2世帯住宅、「音」にも配慮した住宅です。

二世帯住宅の遮音工事

ドタドタうるさい!

生活の中で音は付きものです。気にならないときは音があっても全く気にもなりませんが、一度気にし出すとそこばかりに注意が行きイライラらしてしまうときもあります。

2階で子供が楽しそうに「ドタドタ」と走り回っている時、自分の子供ならうるさい!の一言で済みそうですが、孫だったり子供の友達だったりすると躊躇することもあるかもしれません。2階で料理している時の包丁のトントントン音も伝わってきてこちらも気になります。

遮音マット(わんぱく応援マット)

そこでこんな材料を使っています。フェルトとゴムを合わせたマットで、これをフローリングの下に敷き込むだけの簡単な工事ですが効果は良好です。

二世帯住宅の遮音工事

音に厳しいマンションでもOK

家族ではなく他人通しの居住となるマンション、隣や上下部屋へ迷惑が掛からないように音の基準は厳しいのですが、そのマンションでも認可が下りるL40の遮音性能を持ったマットで、スプーンが落ちた時の高音もお子さんがドスンとジャンプした時の低音も和らげてくれます。

二世帯住宅の遮音工事

遮音マットを敷き仕上げはパイン無垢材のフローリングです。これで無垢材の床を素足で走り回ってドタドタやっても大丈夫!

思いっきり走れるように

1階からはもう少し静かにしてくれないかなー。2階では下に聞こえてないかな、うるさくないかなと1階2階それぞれ気を遣ってしまいます。自宅は体も心もゆっくり出来る場所でないといけない。と常々思っている私が思うに、せっかく自宅にいるのに気を遣いゆっくり出来ないのはとてもストレスになると思います。

ストレスの多い社会です、せめて家では気を遣わずに楽しく生活したいものです。見た目の良さや設備などに目が行きがちですが目に見えないところへの配慮はとっても大事です。そんなことが音に限らずいっぱいあります。いっぱい解消していい家作りましょうー。