富山市の 薪のお風呂をユニットバスへ 浴室リフォーム事例入り口引き戸と手すりも

薪で沸かすお風呂を解体してユニットバスへ入れ替え、熱源を石油ボイラーへ取り替えた浴室リフォームの施工事例です。あわせて、入口を片引き戸にし、手すりも取り付けました。

薪で沸かすお風呂

富山市の小椋建築 小椋です。
今回は、薪で沸かす昔ながらのお風呂を、老後も安心して使えるようにユニットバスへリフォームした事例をご紹介します。寒さ対策と使い勝手、そして将来の安心まで含めて、どう整えていったかをまとめます。

工事前

薪で沸かすタイル浴室の工事前 木枠窓と板張り壁の様子

工事の方法は同じ

工事前は、タイルの浴室で、木枠の窓や板張りの壁がある、昔ながらの雰囲気のお風呂でした。味があって良い反面、タイルは冷たく、木枠の窓からは隙間風も入りやすいので、冬はとんでもない寒さになります。

薪のお風呂といっても、解体から下地、据え付けまで、工事の流れ自体は一般的なお風呂工事と大きく変わりません。違いがあるとすれば、薪をくべるためのスペースがあることです。今回はそこも解体して、薪の空間は無くしました。

ユニットバスへ

薪のお風呂をユニットバスへリフォーム

仕上げは、将来の使いやすさを重視しています。浴室内には手すりを数カ所取り付け、入口のドアも片引き戸に変更しました。段差のまたぎや出入りの不安が減るだけでも、毎日のことなので安心感が違ってきます。

積雪の多い場所柄、高基礎

積雪対策で基礎を高くして設置した石油ボイラー

また、積雪が多い場所柄ということもあり、ボイラーは基礎を高くして取り付けています。現場ごとの環境条件は、設備の納まりやメンテナンス性にも関わるので、こういうところは最初にしっかり押さえておきます。

下の写真は薪風呂の熱源となる、薪を燃やしていたところです。

薪を燃やしていた名残のススが残る壁面と勝手口交換後の様子

写真は板が張ってありますが、この下がかまど?でした。壁にはススがついており燃やしていた名残がうかがえます。勝手口も新しく取り替えています。

お施主様のお宅は、築何十年、100年ぐらい?と思われるどっしりと構えたお宅です。
浴室も宮崎駿さんのアニメに出てくるような塗り壁,木の天井,出入り口の戸,窓全て木製でなつかしく思えて、自分の子供の頃も思い出しました。

ですが、自分も年老いて毎日入浴する事を考えると、ユニットバスが安心して利用できるよな~と思いました。
脱衣場の壁には、手摺り取付ベースの板もあり将来安心して出入りできるよう準備されました。

昔ながらの薪のお風呂には良さもありますが、寒さや出入りの不安が毎日積み重なる場所でもあります。今回のように、熱源の見直しと浴室の入れ替えをセットで考えると、暮らしの負担がぐっと減ることがあります。今すぐ大きな不便がなくても、「この先も安心して使える形にしておきたい」と思った時が、相談のしどきです。状況を見ながら、無理のない進め方を一緒に考えます。