手すり取り付けリフォーム
富山市の小椋建築、代表の小椋です。
築年数の古いお家ほど手すりがありません
リフォームのご依頼で、お家に訪問することが多いのですが、2階に上がる階段に手すりが付いていないことが多くあります。
高齢の方が2階へ行かないのがその理由かもしれませんが、高齢で無くても手すりがあったほうが安全に昇り降りできるので、あったほうがいいかと思います。
現在では、新築住宅には階段手すりは、必ず取り付けなければいけない決まりになっています。
昔はそんな決まりが無かったので、昔のお家ほど手すりが取り付けてないんですね。
そんな手すりの無いお家に手すり取り付け依頼があり行ってきました。
手すりの下地が無い
手すりの取り付けには、ネジが利くように壁面に下地が必要になります。
ただこの写真のお家のようにベニヤ板の場合がほとんどで、このベニヤ板にはネジが利きません。
そこで、下地となる板を先に取り付けてから、手すりの取り付けとなります。
下地の板を取り付け
下地の板が見えると少し見た目が悪いですが、手すりを取り付けるためにはしょうがないですね。
無事階段手すり取り付けとなりました。
手すりの高さに注意
一つ取り付けの注意点として、手すりの高さは業者さんに任せるのではなくて、ご自身で決めてください。手すり取り付けに立会い、実際に階段に立ってどの辺りが一番使いやすいか、そして、上り方向、下り方向、両方試してください。上り用・下り用と2本取り付けるお家が稀にありますが、大概は1本です。ですからその1本で上り下り両方が、良い高さになるようにご自身で見極めることが大切です。
とは言いつつも、結構お任せされてしまいます。その時はお尋ねして決めますのでご安心くださいね。