木製サッシを断熱サッシにリフォーム
富山市の小椋建築、代表の小椋です。
木製サッシ
部屋のリフォーム工事と共に、外部の建具の取り替えも行いました。
現在は数十年前に新築した時のままの建具、木製サッシになっています。
木製サッシと言えば現在ではとても断熱効果の良い建具に位置づけられていますが、この当時の木製サッシとは性能や作りが段違いなものになっています。
木製部分の枠材は熱を伝えにくく結露もしにくくとても良いのですが、他の部分が不快を感じてしまう原因になっています。昔ながらの木製サッシは、まず機密性が無いので建具と建具のすきま、建具と枠材のすきまから風が入ってきます。ガラスの固定も甘くなっているので風が吹くとガタガタと音が鳴ってしまいます。
断熱効果が全くない一枚ガラス
そしてガラス、一枚ガラスなので断熱効果はほとんどありません。
これらの要因を考え建具の取り替えとなりました。
サッシの取り替え工事中
サッシ上部にはランマの代わりに横長のサッシを取り付けました。
このサッシは下から押し出すように開閉する事が出来、部屋の空気の入れ換えをする事が出来ます。また下から押し出す形状のため雨が降りサッシに掛かっても、雨が家の中に入りにくくなっています。
サッシ取り替えリフォーム完了
サッシ取り替えが完了し、外壁の補修も終わり雨対策もOKとなりました。
これですきま風が吹き込むこと無く、部屋の断熱効果も良くなり、暖かく過ごしてもらえるようになりました。