和室壁の塗り直し
富山市の小椋建築、代表の小椋です。
和室8畳間の壁を塗り直してきました。昔ながらのキラキラと光る塗り壁材がポロポロと落ちて来て床が汚れるものあり、塗り直しとなりました。
この表面に見える塗り壁は仕上げの材料で、この下に下塗り材(モルタルなど)があります。まずは仕上材を除去して、下塗り材を表に出します。
仕上げ材を除去すると土壁でした。よくある下地材はモルタルですが築年数が古いと土壁のこともあります。
土壁は乾燥しており硬い土となっていますがやりすぎると削れてくるので手加減しながら仕上げ材を落としていきます。この作業の時点で土壁の匂いがしっかりとしていました。何だか懐かしい匂いでした。
現状
仕上材除去
完成、土壁の上に珪藻土塗り。
白色の珪藻土をえらんだこともあり、以前の部屋に比べてとても明るくきれいに仕上がりました、珪藻土に含まれているつなぎ材が良くなっているのでもうポロポロと壁が落ちてくることもありません。土壁のアクが表に出ることもなくうまく仕上げられ良かったです。
珪藻土を塗って3日後ですがまだ土壁の匂いがします、珪藻土が匂いを通過させてるんだなと珪藻土の透湿性も確認することができました。
小椋建築では、生活の不便を便利に変え、快適に使ってもらえるように、そして快適に生活できるようにお手伝いをさせて頂いています。家に関わる気になること、お気軽にご相談・お問い合わせ下さい。私小椋がお客様担当です。