二世帯住宅の図面

二世帯のご家族の同居

今までお住まいのご家族に、新しいご家族が加わって賑やかで楽しみが増えると思います。ただ家族が増えるということは生活習慣の異なる人数が増えることに成り、家の使い方、共有するもの、分けるもの、いろいろと決めておかないといけないことがでてきます。

もう1件建てることを考えれば経済的メリットがある一方、プライベートの確保をかんがえないと行けませんね。

二世帯住宅は大きく3つのタイプがあります

  • 完全同居型
  • 部分共有型
  • 完全分離型

どのタイプにするかは、ご家族の接し方、相性によると思いますのでじっくりと検討頂きたいところです。

どのタイプにするにしろ、家は大きく改装することになります。

  • 部屋を大きくしたいけど、柱がじゃまだ
  • 寒いので暖かくしたい
  • 収納が足りないので造りたい
  • 2階に物干し場がほしい
  • 2階にお風呂がほしい
  • 2階にキッチンがほしい
  • 2階にトイレがほしい
  • 2階の音がうるさい
  • 水道光熱費を分けたい などなど

事前の準備を念入りにし、
二世帯住宅ならではの「困った!」
が起こらないように対策します。

ポイント①

小屋裏に入って
構造チェック!

リフォーム前構造チェック

工事前、屋根裏に上って、希望の間取りにじゃまになる柱が抜けるか、抜けないか確認市に行きます。これは下階から見上げているだけではわかりません、また大工さんの経験が無いと判断は難しいところです。

ポイント②

電気容量
事前にチェック!

電気容量は足りるか、世帯が増えれば使う電気の量も増えます、実際に住んだ時に容量不足で電気が落ちないよう事前に確認します。格上げ工事が必要になれば、外の電柱に張ってある電線の張り替えが必要な場合もあります、諸々の手配もお任せ下さい。

ポイント③

図面でしっかりと
打ち合わせ

改装後のプランを図面化してしっかりと打ち合わせを行います。図面を元にいろいろとご要望を聞かせて下さい。

ポイント④

養生や搬入経路の整備

リフォーム工事前の準備

1階からの搬入が難しいときは、2階からでも搬入できます。またほこり等が1階へ行かないように仕切って作業していきます。

ポイント⑤

防音対策

防音マット

下階への音漏れ配慮、2階に居ると気づきませんが1階へ音が結構響きます、子供の走り回る音、物を落とした音、話し声も1階へ届きます。遮音材等で音の配慮があったら良いと思います。

ポイント⑥

水道の配管整備

1階から水、お湯、ガスなどを2階へ配管することになります、配管が見えた状態で2階へ持って行くのは見た目が悪いので壁の中で配管します、その際は1階の壁を写真のようにめくって配管し2階へ持って行きます、1階の壁は元通りに復旧するのでご安心を。

ポイント⑦

断熱工事

吹き付け断熱材で、断熱と気密をしっかりとして冷暖房が効く過ごしやすい家造りをしていきます。

ポイント⑧

収納や設備の増設も
ご提案

家族が増えると、部屋だけでなく物干し場や収納も増設したほうが便利です。インターホンなどの設備も分けるか分けないか、事前に検討して頂きます。

たくさんのリフォーム実績から、便利な二世帯住宅の暮らしのためのご提案をさせて

費用とプライベートのバランスを重視し、
生活スタイルに合わせてご提案します。

二世帯住宅
二世帯住宅の水回り

費用のメリット、プライベートの確保、この2つのバランスで2世帯住宅の作りが、ガラッと変わってきます。どちらを重要と考えるかですね。

親世帯とは生活の時間帯が違います、洗濯するにも、干し物を取りに行くだけでも、食事の時間、帰宅時間に就寝時間、トイレの使用頻度など全て違います。共有する物、分ける物しっかりと検討したいですね。

この2世帯住宅の作りを左右する大事な事柄があやふやなまま、何となく家づくりが始まってしまうことがあります。そうすると、後々不具合が発生することが多いので、事前の話し合いをお勧めします。

とは言っても、言いたいことをなかなか言えないこともあります。そんな時は間に入っている設計士、工務店などに相談してください。またご自身の周りにおられる2世帯住宅経験者の意見を聞くことも大切です。