収納が足りない

富山市の小椋建築、代表の小椋です。

収納棚を取り付けてきました。

空いている空間を有効に使いたい

取り付け前も棚があり、収納はできていましたがその棚しか使えず、棚の上には空いている空間がありました、しかし収納の役割を果たさず多くの物が収納しきれずにあるのが現状でした。

収納棚設置工事前

この上側の空いている空間を収納にするためにご相談を受け、棚の形、大きさ、数等を打ち合わせし棚を取り付けてきました。

寸法を測ります

まずは現地の寸法を測らせて頂きました。そのうえでどんな棚を取り付けることが可能かお伝えし大きさ形状を決めて行きます。

大きさや形状、棚の段数、そして見積金額を確認頂き制作に掛かっていきます。現地で採寸した寸法を元に工場で加工していきます。加工・塗装を終わらせいよいよ現地にて組み立て工事に取り掛かります。

現地組み立て

加工してきた材料を現地で組み立てています。

まずは上板から、縦の仕切り板、そして棚板と順番に組み立てていきます。だいたいの大きさの加工は工場にてしてきてはいるものの、現地にて細かな寸法を加工し合わせながら組み立てて行きます。簡単そうに見えてますが慎重な寸法決め加工が必要で、組み立てには意外と時間が掛かってしまいます。

巾2,580×高1,605の空間に収納棚が出来ました。

この大きさの中に4列、5段の収納が完成しました。

そして壁には元から照明がありましたが、その照明を包み込むような大きさ寸法にて作っていきます、手作りなのでこのように板が当たらないように作れます。既製品では出来ない手作りの良さの一つですね。

スイッチ、コンセントはそのままに

照明の他、壁には部屋照明のスイッチやコンセントがありましたが、照明と同様に当たらないように作っていきます。棚板をくり抜き元の位置のまま使えるようにしてあります。

スイッチ

コンセント

棚は可動式

そして取り付けた棚は、使用される方が自由に高さを変えられるように可動式の棚となっています。このため収納する物が変わっても大きすぎて棚に置けないということがありません。自由に動かして棚の間隔を変えられます。

お施主さんにも、これでたくさん収納できて、溢れた物が片づけられると喜んで頂きました。

収納術や整理術とは別物です。

やはり、「片付かないのは収納が無いから」です。どんなに片付けようとしてもその場所が無ければ片付きません。収納する場所や方法を工夫して片付ける収納術や整理術とは別物です。それだけでは収まらないものは適切な場所作りが大切ですね。