薪のお風呂をユニットバスへリフォーム
富山市の小椋建築、代表の小椋です。
薪で沸かすお風呂
木枠で作られた窓に木の板が張ってある壁の浴室です。
タイルのお風呂は冷たくて、木の枠の窓は、隙間風も入り冬はとんでもない寒さです。
薪が使えるお風呂、味があっていいんですが、老後を考えて石油ボイラーに取り替え、一緒にお風呂もユニットバスへリフォームする事になりました。
工事の方法は同じ
薪のお風呂といっても、工事の方法や順番は普通のお風呂と一緒です。
違うところは、薪をくべるところがあるかどうかです。
今回はこちらも解体して薪の空間は無くなりました。
引き戸と手すり
浴室は、手摺りを数カ所に取付し、入口のドアも片引き戸にされ、老後も安心して使える浴室になりました。
積雪の多い場所柄、高基礎
積雪が多いということで、ボイラーの基礎を高くして取り付けました。
下の写真は薪風呂の熱源となる、薪を燃やしていたところです。
写真は板が張ってありますが、この下がかまど?でした。壁にはススがついており燃やしていた名残がうかがえます。勝手口も新しく取り替えました。
お施主様のお宅は、築何十年、100年ぐらい?と思われるどっしりと構えたお宅です。
浴室も宮崎駿さんのアニメに出てくるような塗り壁,木の天井,出入り口の戸,窓全て木製でなつかしく思えて、自分の子供の頃も思い出しました。
が、自分も年老いて毎日入浴する事を考えると、ユニットバスが安心して利用できるよな~と思いました。
脱衣場の壁には、手摺り取付ベースの板もあり将来安心して出入りできるよう準備されました。