子供部屋の増築リフォーム
富山市の小椋建築、代表の小椋です。
増築のご相談を受けました。お子さんが大きくなり、一人部屋にしてあげたいとのご両親の願いで、子供部屋の増築が決まりました。
2階を増築しました
まずは基礎工事からです。敷地にあまり余裕がなく塀や建物が隣接しているためぶつけないよう慎重に工事を進めます。
塀越しの作業
塀があるため、塀越しの作業が続きます。コンクリートもレッカーで塀を越して入れていきました。増築部分の木材の加工も終わり、いよいよ上棟となります。
敷地がめいっぱい
敷地に限りがあり、塀や隣接する建物がある中、最大限に部屋を広く取りたい、そんな要望をお聞きし打ち合わせを重ね、玄関の上に増築する形となりました。ただ玄関の前に建ててしまうと、通路を塞ぐことになるので1階部分は、部屋を作らずに通路としました。
通路の上を見上げると、2階の部屋の床があることになります。屋根付きの通路ですね。
丈夫な家に
構造金物、耐力壁面材にて補強をし、丈夫な家になっていきます。
既存の家とのつながりは大工さんの経験が物を言います
増築工事では、今の家と新しい家がつながる部分があります。今の家の、どこにどうやって構造体をつなげるか、屋根をどうやってつなげるか、その屋根の形状は雨漏りしないようになっているか、などなど実は新築より難しかったりします。経験豊富な大工さんが頼りになりますね。
階段の形状をY字としました
今回の増築では、新しくできた部屋へ行くために、階段を2股に分けました。1つの通路が2つに分かれていくY字の形状です。そうすることにより、最小限の通路として無駄な空間が出来ないように工夫されています。ちょっとした工夫が、限られた空間を活用する第一歩ですね。